水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

志賀ノ鼻台場池(仮称)(長崎県対馬)

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満潮時は水も豊かだが

離島・対馬の表玄関である厳原(いづはら)港。
福岡とを結ぶフェリーや高速船が桟橋に並ぶ。長崎県に属する島だが、飛行機も船も福岡とを行き来するものが圧倒的に多い。
この港を見渡せる志賀ノ鼻大橋のたもとに、潮だまりとも入り江にも見える池があった。海とは通水部をのぞいて分離されてはいるが、池を満たしている水は海水。
訪れた日は大潮だったので、半日で大きく水位が変わっていた。
池岸の一角が志賀明神跡志賀ノ鼻台場という遺構になっている。この二つは対馬の最重要拠点である厳原をスピリチュアルかつ物理的に守護するものだった。そんな立地もあってか、何らかの理由で大橋を建設した際にも埋め立てられることもなく、海の一部が池として残されたようだ。

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干潮時は水が・・。奥にフェリーが見える


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厳原港
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スーパーで買った刺身を食べながら釣りをしていると、何やら美味そうな魚が来た


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対馬のホームセンターは釣り具の充実ぶりがハンパじゃない。100円ショップでも100円でエギが売っていた。この日、調達したのはかねてから妻が要望していた登山靴を洗うためのブラシ、車内の棚に付けるフック、100円エギ、500円のジグなど