水面をのぞきこむと、たくさんのメダカが泳いでいる。
望遠レンズで拡大してみてビックリ。
じつはメダカではなく、スジエビたちだった。あっちもこっちも、たくさんのエビが思い思いに泳いでいる。魚の群泳のように統制はとれておらず、くるくるまわっているのもいれば、さかさまになって背泳ぎのようなのもいる。
スジエビが群泳する池というのは、初めて見た。捕食者は少なくともいなさそうだ。
洪水吐、取水設備は昔ながらのスタイルの里池。
取水設備である斜樋も階段状の選択取水穴に木杭を突っ込んでいるのが見えます。いちばん上の塩ビ管は、一定以上の水位に達した分の水を抜くための工夫なのでしょう。洪水吐が脆弱なので、こういった知恵が生かされてくるんですね。