こんなルート、ヤバすぎ・・
虻川渓谷の滝壺横にある日本最大クラスのポットホール。
ポットホールの中でも「滝壺型」というタイプらしく、きれいな穴にはなっていない。それでも直径7m、ドリルストーンも確認できる。
ここは2004年に地元写真家によって発見されたというから、まだまだ未知の甌穴池はあるかもしれない。
それにしても、ルートがヤバすぎ。(2020年9月現在、地元観光サイトによると土砂崩れのため大明神淵には当面の間、行けないとのこと)
以下、写真を中心に行程を見ていこう。
まず、大きく地域のマップ。真ん中あたりに明神淵がある
舗装林道を進んでいくと砂防ダムがある
さらに進んでいくと、トンネル。このトンネルのたもとに大明神淵への遊歩道入口がある
案内板。簡単そうに見えたが・・
崖下の川へと丸太階段を降りていく
あれ? ポットホール どこ? 増水して進めそうにないし・・と思ったら、右の崖を見てください。鎖が・・
マジでこれ進むんですか? カメラを首にぶら下げて、スニーカーという格好で来てしまった
よく見ると足もとに、ちゃんと足場が造られている。けど、ところどころ欠損していたり、壊れていたり
いや〜、怖かった。やっと陸地に着いたかと思いきや、また道が消えた・・。あの大岩を越えないといけないみたい。確かに足場が削り込まれているようにも見える。その向こうにハシゴがチラ見えしたが、とにかく何らかの方法でこの大岩を越えていかないと。しかし岩にへばりついて登ろうとしたら、ズリ落ちて、危うく滝壺に転落しそうに。
滝もチラ見えしているし、この大岩の裏にあるはず。
もう泳いじゃおうかという気にもなったが、増水していたので諦めて撤収。
空撮も検討したが、上からでは難しそうだった。
ということで、到達できなかったお詫びに池マンガを。1コマ目の絵は大明神淵に到達できた人の写真をもとに描いた。

マークした場所はポットホールへの遊歩道入口の正確な位置。