稲取高原クロスカントリーコース内の桜回廊と呼ばれる区間の横に、木々に隠された池がある。この池がなんとも不思議。
なんといっても、石で組まれた二つのサークル。これなに?
噴水の跡のようにも見えるが、池の表情は天然池を思わせるワイルドさ。もとは溜め池だった可能性もあるが、現在は取水設備などは見あたらず、人工物を感じさせるのは二つのサークルと、湖面に下りるコンクリート製のスロープのみ。
特に立入禁止になっているわけでもないが、スロープは倒木がひどく通せんぼ状態。池名も分からず、クロカンコースの案内板の後ろ側にスロープ入口がある。
クロカンコースという施設もめずらしいと思ったが、高度成長期やバブル時代あたりに前身となる施設があって、その時代に使われた池だったと思われる。クロカンコースという発想は素晴らしいが、少なくとも高度成長期やバブル時代に出てくる発想にも思えない。
無料駐車場、トイレあり。
「最高に楽しい地獄へようこそ」というポスターがトイレに貼ってあったので、地獄のようなトイレなのかとビックリした。
マークした場所は駐車場。