笠間の野池群のひとつだが、笠間の名を冠しているこの池をはずすわけにはいかない。しかし、アプローチ路入口でフェンス閉鎖。空撮しなければ見ることもかなわない。
なんとこの池を満たしている水は、30kmも離れている霞ヶ浦からはるばる導水管で引き込んでいる。
霞ヶ浦では2018年に湖全域で外来種の二枚貝であるカワヒバリガイの生息が確認されたが、この貝は導水管の内側にびっしり繁殖して管を詰まらせる原因にもなり、対策が課題となっている。
そんなことで霞ヶ浦の水を導水している笠間池は、カワヒバリガイのモニタリング調査池にもなっている。
マークした場所は霞ヶ浦からの流入工。