狐池。池の名前としては珍しい。
全国に20万近い池があっても、狐池はもちろん、狸池、犬池、猫池、馬池、豚池・・あまり見ない。なぜだろう・・。猫池、馬池は全国にひとつずつ存在を確認しているが、犬池、豚池はまだ見たことがない。あるのだろうか。
地域の生活を支える溜め池に、動物の名前はそぐわないということか。でも例外的に「蛇」と「牛」は全国にいくつかある。
拙著『池さんぽ』にも記したが、牛は蛇(龍)に次いで、池ヌシとしてはポピュラーであることと関係あるのだろう。
狐池は「リブランの森」内にあり、池の堰堤天端が散策コースの一翼を担っている。
アプローチ路は舗装だが急坂。駐車スペースあり。
水没したまま長い時間がたち、藻がびっしりついた取水操作ハンドル。
底樋の取水ハンドルではしばしば見られるタイプだが、ハンドルの操作は大変そう。