水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

朴ノ木川ダム(新潟県上越)

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国道405号を走っていて、ちらっと視界のすみに「・・ダム」と書かれた看板が見えた。
ええっ? まったくノーマークなダム。ほんとにダム? と思いつつ案内のまま進む。しかし3km走ってもダムは出てこない。
1.7kmに見えたけど、17kmの間違い??
夕暮れが迫っていたのであきらめて戻ることに。すると帰路に、ちらっと見えた。池とコンクリートの堰体。
道が堰体天端を通っていて、アプローチ路も確認できたが、ハイエースではちょっと躊躇する道幅。
ダムの下流側に切越(きりこし)という小集落があり、農業用として昭和52年に「切越ダム」なるものが完成したとか、「朴ノ木川砂防ダム」と呼ぶ公文書もあり、正体が定かではない。一方、平成30年に朴ノ木川の切越で渓魚を放流した実績も資料として残っていた。

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アプローチ路入口。「朴ノ木川ダム 1.7km」の文字がある