「小倉百人一首」発祥の地とされる小倉山の山裾に位置し、山側の池畔に御髪神社がある。
掘り込みの池らしく、堤は明瞭でない。水面の一角を蓮が占め、水質浄化のための手作りのフロート曝気装置や、樹脂管の流れ込みなど、意外にメカメカしている。
吐き出し側もパイプが入り組む。
立地から由緒ある池とは思うが、もとは溜め池だったのだろうか。誰の手で、どのような運用がなされているのか、今ひとつ分からない。
池の東側の遊歩道を嵐山側へと歩いていくと、すぐにトロッコ嵐山駅。その先、竹林の小径に入っていくと外国人観光客であふれていた。