樫原(かたぎはら)三ノ宮天満宮と隣接する付属幼稚園の敷地との間にあった池だが、境内からは入ることができなかった。
円形の池には鶴の模型や水車もあって装飾的だが、詳細は不明。
成人式の三連休を使って京都の町中を、ぐるぐる80kmほど歩いた。
樫原三ノ宮天満宮の池もなかなかの魅力を放ってはいるが、近くの樫原廃寺跡にはやけに大盛り上がりの年輩の一団がいて、なんだろと思いながら境内に池跡でもないか探していると、寺の土台跡の上にあやしげな物体。
なんと京都発祥の「スカイクロス」という「ニュースポーツ」とのことで公式戦のジャパンオープンもあるそうだ。ニュースポーツという言葉の時点でなぜかワビサビを感じさせてしまうあたりも、さすが京都だ。
顔を上げると、景観全体を不思議な磁場で捉えるブラックホールのような古びた塔。近づいてみると団地の給水塔だった。
そういえば世には給水塔マニアがいると聞いたことがある。昭和レトロは今やけっこうな市場規模なのだ。