まさに駅のどまん前。駅を守る門兵のようにロータリー入口に位置する。
石垣護岸で、中の島には石の祠(ほこら)も祀られている。島には赤い橋。
池の水面は蓮が覆い、小池ながらパワースポット感がみなぎる。しかし池の由来はおろか池名さえ見あたらない。
じつはロータリーをはさんで反対側にも周囲長300mクラスの池がある。池にはさまれた駅なのだ。あるいは池が先にあって、駅を造るために池の一部を埋めたのだろうか。
釣り場として名高い上野沼や莫大沼の最寄り駅である。
※2020年7月、むじなさんよりコメント欄に情報をいただきました。「弁天池」という名前の池だったとのことです。
島にかかる赤い橋の下に、かわいらしい水門付きの正方形グレーチング枡フタがありました。そばには池の水中へと潜っていく階段も。
ここが、この池の取水口であり洪水吐。やっぱりもともとは溜め池?
こういう不思議な池、かなり好きです。