周囲1km級で西岸と北岸を2車線道にはさまれたアクセス性のよい池。嬉野の野池はまだ数えるほどしか行っていないので、通りすがりではあるが立ち寄ってみたら、ちょっと変わったおもしろい池だった。
入江川の本流上という立地で、流れ込み側は整流板のような長い堤があるのが特徴的。洪水吐は半円形タイプの立派なもの。住宅地と農地が半々に池を囲み、岸のほぼ全周がコンクリート護岸。
住宅地になっている出島に本流の水をいったんぶつけて、新しい水が池全体に広がるようにしているのだろうか。それとも洪水時に破堤を防ぐための知恵なのか。航空写真では、インレットの整流壁、出島、洪水吐の位置が一直線で、見れば見るほど考えてしまう。
機会があれば再訪してみたい。コンビニが隣接。