亀岡の野池群のひとつ。市街地の住宅地内にある二段の池。
上下合わせて周長900m級と大きな水辺であるが、亀岡の池の多くがそうであるように池の姿を拝むこともままならない。せっかく住宅地のただ中の緑あふれる空間なのに、景観要素として住民にもまったく開かれていないことに驚きを感じる。
過去のあの大惨事のことを考えると、亀岡では池に対して強烈なトラウマがあってもおかしくない。まるで記憶を封印するために、どの池も隔絶し遠ざけるているかのようだ。なんていうのは考えすぎで、ただ単に隣の京都市内から流れてくる釣り人から被った迷惑トラウマが大きかっただけかもしれないが。