水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

矢木沢ダム(群馬県みなかみ)

奥利根湖。
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利根川本流の最奥部にある荘厳なアーチダム。

利根川本流に沿って、藤原湖、洞元湖とのぼっていき、その最奥部にオーバーハングした131mの巨大な壁となって君臨しているのが矢木沢ダムである。
堰体横には展望台、資料館、トイレ、駐車場もある。
ドームアーチ式ダムの隣には副ダムのような洪水吐の姿も。
ダムカード配布あり。

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ダム湖100選にも選ばれた奥利根湖はレジャーにも開放。

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ダム湖は奥利根湖と名付けられ、ダム湖100選にも選定されている。
ブナ林に囲まれた秘境ダムといっていい立地でありながら、レジャー用にも一般開放されており、釣り、カヌーの他、エンジン船もオーケーという太っ腹。湖面利用が可能なものは抜粋すると以下となる。

・小型エンジン付きボート(出力20PS以下、艇長4.5m以下、定員4名以下)
・カヌー、手漕ぎボート
・ヨット・ウィンドサーフィン
・釣り

 
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ゲートがあり、アクセスにひと癖。

国道の分岐から矢木沢ダムまでは20km以上も県道を走らねばたどりつかぬ上、須田貝ダムから先の分岐道は道幅も狭くなり、夜間および冬期閉鎖となっている。
早朝入りをめざして行っても、ダムのはるか手前でゲートに締め出されて意表を突かれることになるので注意。
訪れたときは平日にもかかわらず、ボートを牽引したアングラーたちが車列をつくってゲートオープンを待っていた。
魚種は、大型イワナ、レインボートラウトの他、スモールマウスバスや湖で巨大化したサクラマス、ウグイなど。
ひとつだけ残念なのはキャンプや車中泊は許可されていないので、ゲート閉鎖時刻までに須田貝ダム下まで退場しなければならないことだろうか。


ボートスロープ入口にある注意掲示。
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まるでいくつもの小島を浮かべたような独特の景観。
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案内板5連発。
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展望台と立体模型。
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堰体横の駐車場と看板。
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堰体下の道路の様子。
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マークした場所に駐車場。