水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

文覚池(京都府南丹)

もんがくいけ。文覚ふれあい公園。
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平安末期から鎌倉時代にかけて政界の裏で暗躍したラスプーチンのような怪僧として平家物語にも描かれる文覚上人。
源頼朝に父親の髑髏(どくろ)を差し出して決起を促したとか、天狗を操って政界を操作したとか、いろいろすごい伝説も残しているが、実際に三度も島流しされているので中央政治に強く関わっていたのは確かだろう。
彼が農民に啓示を与えて造らせた水利施設として、和歌山県の文覚井という用水と、ここ京都府の文覚池がある。
訪れたときは完全に水が抜かれた状態で、釣りはしないでください、との看板も設置されていた。
池畔は広く公園化されている。
この文覚ふれあい公園には、広大な芝生広場、1周190mのゴーカート、バーベキューもできるキャンプ場などの施設が整備されている。

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(歌川国芳筆・ウィキペディアより抜粋)


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マークした場所に未舗装駐車場。