水辺遍路

訪れた全国1万1,450の池やダムを独自の視点で紹介

中央貯水池(高知県高知)

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ニュースなどで、観客席でひとつになって応援するファンらの姿を見ると楽しそうである。昔は野球そのものを見に来る人たちが集まっているのかと思ったが、応援をする中でひとつになる雰囲気を楽しみに行く人たちが多いと知って驚いたものだ。しかし年齢をかさねてくると、なるほどいろんな人と一体感を味わうというのは愉快なことだろうなあと思うようになった。
さて自分にとって唯一のプロ野球観戦の経験は、またまたあやしげな記憶ながら、小学生のとき父に連れられて行った春野という球場で、オフシーズンにはどこかの球団がキャンプをしていたように思う。歌を歌う人もいない閑散とした試合だった。
練習試合だったのか、本番だったのか、対戦したチームがどこで、結果がどうったのかなど、肝心の野球の内容については何も覚えていない。
ただ「春野」という名前とともに、これが自分の最初で最後の野球観戦になるだろうと思った。
これがナイターの人気カードで、大応援旗が翻る熱狂のるつぼに包まれるような体験だったら、今ごろ池めぐりなどせずに、満艦のドーム球場の中で応援歌を歌っていたかもしれない。でも実際は、野球ではなく池を見るために再びこの球場のある公園に立っている。

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駐車場と案内板。
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マークした場所は駐車場。