軍荼利山植物群落。
一宮憩いの森周辺の丘陵地帯には、周囲1km級で変化に富んだ湖相をもち、堰体高もダムスペック前後の農業用ため池が高密度で集まっている。
その中で弁天池はもっとも海に近い低い場所にあり、国道から外房線を渡ったすぐ先に、道をはさんで両腕を広げたようにゆるくU字を描いた二段の池が迎えてくれるだろう。
十年ほど前には「鯉をとらないで」という看板があったようだが現在はどこに行ってしまったのか、浅場では大きく育った鯉のひれが水面の上で揺れていた。
堰体内側が石積みで補強されているが、これは近くの洞庭湖でも共通して見られる特徴。
池畔には軍荼利山植物群落の案内板、房総の魅力500選の顕彰プレートが設置されている。
駐車スペースは道路沿いに一台。
浅場で遊ぶ鯉。
案内板。
周辺野池マップ。