水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

駒ヶ瀬池(千葉県茂原)

f:id:cippillo:20160613092855j:plain

水がやや淀んでおり酸素濃度が低いのか、小型の魚群がさかんに鼻上げをしていました。画像を拡大して解析してみると、驚いたことに、へらぶなの幼魚のようです。
5cmほどの魚群と10センチほどの魚群の二つのへら玉が見られました。
このサイズの魚の魚影が濃いということは、外来魚駆除がほぼ完了しているのだと思われます。また、この池の1kmほど東には釣りが会員制となっている野池が集まっているので、駒ヶ瀬池の池干しをしたあとに会員制釣り場のへらぶなを移流し、その後、自生繁殖に成功したのかもしれません。いずれにしても幼魚も子どもも明るい希望ですね。酸欠に負けずに成長してほしい。

f:id:cippillo:20160613092856j:plainf:id:cippillo:20160613092854j:plainf:id:cippillo:20160613092857j:plain