昭和の刑事サスペンスドラマ。犯人を名指しする主人公。その舞台はなぜか海にせり出した断崖絶壁。
そんなシーンを定番にさせたのが、この東尋坊。
海風吹きすさぶ荒涼の地、というイメージとは裏腹に、実際には町からすぐの場所にある大観光地で唖然としました。
駐車場から断崖まで両側に土産物店や食堂の並んだ参道が歩いて行きます。
「ほんとうは、犯人をご存じだったんじゃないですか。それをあなたは、かばおうとした」
娘と火曜サスペンスごっこをしているうちに、断崖に出ました。テレビで作られた東尋坊のイメージがすごすぎたせいか、実物は意外に小さく思えました。
断崖にいくつかの切れ込みのような入り瀬があり、そのひとつからは遊覧船も出ています。「東尋坊最大の絶景」と謳われているのは、「大池」と名付けられた垂直断崖にはさまれた入り瀬。
海なのに「池」と名付けられている事例としては、香川県の安戸池がある。
食堂ではウニ丼を注文。ウニ丼としては安いと思う。
近くの道の駅では「メギス」という魚を買って食べてみました。地元の食材はおもしろいですね。
マークした場所は「大池」