舞妃蓮と藤沢メダカを育てる、郷土愛炸裂の池。
鵠沼の住宅地内にある小さな池だが、「はす池の自然を愛する会」を中心とした住民の「池愛」が熱く、たびたび地方紙、全国紙地方版に記事が掲載される郷土愛メジャーな池なのである。
これまで何度も、埋め立てや水質悪化の危機を住民が力を出しあって乗り越えてきた。絶滅が危惧される地元の固有種「藤沢メダカ」の放流区の設定・整備や、特定外来種アゾラ・クリスタータの駆除、淡紅の花を咲かせるハスの交配種である「舞妃蓮（まいひれん）」の繁殖など、地道な活動がつづけられてきた。
2016年6月末に努力が実り、舞妃蓮500輪が池を染めて咲いた。
この第一蓮池では藤沢メダカの試験放流が行われており、立ち入りができないが柵ごしに池を見守る人々の目があたたかい。
すぐ近くにある第一蓮池では釣りも可能。
2016年6月30日朝日新聞横浜・湘南版夕刊。
2015年11月撮影。
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はす池の自然を愛する会
マークした場所は第二蓮池の公園。
