【まんこ。漫湖公園】
ベリー提督も激賞したラムサール条約登録の水辺。
那覇空港からモノレールで10分ほどの那覇市街地内にありながら、マングローブが岸辺を彩るラムサール条約登録湿地の水辺。
「湖」の名がついているが堰があるわけでもなく、実態としては河川の一部が干潟として広がっているだけである。ただ歴史は古く、琉球王国の時代には現在よりも広大な水面をたたえ「大湖」と呼ばれていた。
東日本においては女性の秘所を指す隠語と同音の湖名は、17世紀にこの地を訪れた中国の大使によって名付けられたもの。関東の感覚ではタクシーの運転手に告げることさえ憚られる気がするが、当の地では地域の誇る高名な公園の名でもあり、琉球人の行き交う白昼の公道でたとえ大声で連呼したところで誰も怪しんだり訝ったりはしないのであって、東京でいえば「ひびや」と言っているようなもの。恥ずかしいわけがない。
護岸はコンクリートでマングローブが植栽されている。一部、階段状護岸もあり汽水湖なのでクロダイなどが生息するが、訪れたときは釣り人は見かけなかった。
伝統行事「 ハーリー」(爬竜船競漕)発祥の地。
テニスコート、広場、駐車場あり。



岸沿いにのびる遊歩道はランナーが多い。
緑色のコカコーラの自動販売機が目にとまる。
駐車場と案内板
マークした場所が駐車場