【だんどこ / 裏谷の池(未確定)】
玄人向き。野池まるごと管理釣り場
人里から遠く離れた山中にある池で、寄り添う県道を時々クルマが通る音がするぐらいで閑静なことこの上ない。そんな池をまるごとトラウト管理釣り場にした段戸湖。突き出した岬にやわらかく茂る草。湖面には千々に光がきらめいている。

ため池の構造を持つが
地理院地図上では段戸川はこの池が最上流の水源となっている。明らかな溜め池構造を持つ池でありながら農業用ため池のデータベースには登録がない。
段戸川の水源域は裏谷(うらだに)という地名で、段戸川の水源として「裏谷の池」なる記述を見つけた。これは葵エンジニアリングという建設コンサルタントのウェブサイト内の段戸川についての説明の中にあったが、残念ながら出典が示されておらず、他に「裏谷の池」についてネット上では見つけることができなかった。
ただ立地的に段戸湖のオリジナル名が「裏谷の池」の可能性は高そうだが、単に「裏谷」という地名の場所にある「池」として「裏谷の池」と書かれているようにも読めるので、オリジナルの池名ではないかもしれない。
池の規模に対して大きな洪水吐
池や堰堤の規模に対して洪水吐が大きいだけに、防災ダムの可能性もあるが、それにしては水位が高い。

釣り場として
泥砂の堆積が進み貯水池ほんらいの機能は低下しているが、これがフライマンにとっては立ち込みのできる遠浅の好環境を生み出している。
また堰堤下のバックスペースを利用したフライのロングキャストができるところなど、野池由来ならでは。
釣果云々よりもキャスティングの技術を磨き、澄んだ空気の中での一日を至上のものとする玄人向きの釣り場といえそうだ。

2015年の段戸湖









