おくやはぎこ。矢作ダム。矢作第一ダム。
世界的工業地帯を支える多目的ダム。
高さ100mちょうどのアーチが美しいコンクリートダム。矢作第二ダムとは隣合う兄弟ダムのようでありながら、発電専用の第二ダムに対してこちらは国交省が管理する特定多目的ダムである。
ウォーターレジャーもさかんであり、カヌーや釣りができる。ブラックバスのメジャーフィールドではあるが難易度は高い。へらぶな、ブルーギル、ナマズもいる。
奥矢作湖周辺は秘境ともいえる美濃の山深い山中であるが、道路事情がよいことから東海屈指のツーリングスポットでもあり休日にはライダーたちの重要なランドマークとなっている。紅葉の時期はすさまじい渋滞は覚悟しなければならない。
堰体自体に目をむければ、高さ100mのみごとなドーム型アーチ式の建造物であり、ダム内部が見学でき、ダムカードも配布されているのでダムファンにはたまらない存在でもある。
ダム湖名は奥矢作湖。
アプローチは通り抜けのできる国道。堰体手前で直角に曲がっているので、下の写真のように正面から堰体を見ることができる。
ダムのすぐ下で矢作川も直角に曲がり、そのまま矢作第二ダムの貯水池となる。
奥矢作湖は、黒田湖を上池とする揚水式発電の下池でもある。揚水式発電ダムとしては世界的にもめずらしく中継ぎの調整池(富永調整池)をもつ三段構成。
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マークした場所は第一矢作ダムの駐車場。