水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

男井間池(香川県三木)

おいまいけ。
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かつては「雄沼」とも呼ばれた男井間池。「おいまいけ」と読む。池のど真ん中を東西に道路が横切るが、完全な架橋ではなく、きれぎれの堤をつなぐかっこうになっており、ひとつの池というより、堤をはさんで南北に二つの池があるように見えるが、もともと男井間池は現在の規模の半分の大きさだったというから、この中堤は拡張工事の名残りであろうか。
築造はかなり古く今から1200〜1300年前とされている。拡張工事の時期は分かっていない。長らく「なわくじ」という水利慣行があった。
現在は漁業権が設定されているらしく、管理用のものと思われるボートが民家わきに係留されていた。ブラックバスが生息していたが、漁業権が設定されていることから釣りはできないと考えた方がよさそうだ。
南東側にある池は女井間池。

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