長方形の池。県道からのアクセスのよい高台にある。
なんとも不思議な名前の池だが、池の所在地は三和町であり高島町ではない。高島町は市町村合併で長崎市に編入されたが、5kmほど沖合に浮かぶ島である。この島には水道水源がなかったことから、かつては船で清水を運んでいたが海底水道を開通させて本土の水を送った。昭和43年に水不足解消のために10万トンの容量の貯水池を高島のために造ったのがこの池のようである。為石浄水場という名称も記録に出てくるが、この池のことを指すのかもしれない。
現在は役割を終えて、敷地を何に活用するべきか話し合いが行われている。
地図の左の方に見える島が、高島。