わがたにだむ。富士写湖(ふじしゃのうみ)。
重力コンクリート式ダムの天端を国道364が通る。国道364号は越前の名刹・永平寺から大内峠をまたぎ、我谷ダムから大聖寺川に寄り添うように加賀へと抜ける快走路である。途上、奈良時代の行基が開いたといわれる歴史ある湯治場・山中温泉がある。山中温泉には共同浴場のほか、道の駅内にも日帰り温泉があり、気軽に名湯を楽しむことができる。
富士に形が似るという美峰・冨士写ヶ岳への登山口のひとつ、我谷登山口はスリル満点の歩行者専用吊り橋でダム湖を横切るルートになっている。
ダム湖の岸辺は急峻だが、三箇所ほど岸辺が小公園になっていて湖面近くに降りられる。また吊り橋横には貯水池内への立ち入りを禁じる看板が立っていた。
吊り橋
堰体
景観
ダム湖には立入禁止の看板
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マークした場所は我谷登山口