よこやまいけ。
江戸川乱歩の『パノラマ島綺譚』のヒントに?
堤によって二分される二連池の構造で江戸時代の築造。津では風早池に次ぐ規模をもつ巨大な人工池で、椋本の名士・駒田五良八(こまだごろはち)が巨費を投じて手がけた。
2016年10月6日の朝日新聞土曜版「みちものがたり」に、無人島に完全人工の理想郷を創り出す男を描いた江戸川乱歩の『パノラマ島綺譚』が、この横山池を見て着想したのではないかという記事が出ていた。あくまでも妄想と断ってはいるが、地元ではわりと知られた話らしい。
新聞に大きく掲載された月夜の横山池の写真では、ルアーを投げる釣り人の姿が写っていた。かつてはメジャーなバスポンドだったが2000年ごろに工事で100パーセントの水抜きをしている。
堰堤の長い皿池状なので足場はよい。
パノラマ島綺譚 江戸川乱歩ベストセレクション (6) (角川ホラー文庫)
- 作者: 江戸川乱歩
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2009/05/23
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
- 作者: 丸尾末広,江戸川乱歩
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る