水辺遍路

訪れた全国1万1,450の池やダムを独自の視点で紹介

横山池(三重県津)

よこやまいけ。
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江戸川乱歩の『パノラマ島綺譚』のヒントに?

堤によって二分される二連池の構造で江戸時代の築造。津では風早池に次ぐ規模をもつ巨大な人工池で、椋本の名士・駒田五良八(こまだごろはち)が巨費を投じて手がけた。
2016年10月6日の朝日新聞土曜版「みちものがたり」に、無人島に完全人工の理想郷を創り出す男を描いた江戸川乱歩の『パノラマ島綺譚』が、この横山池を見て着想したのではないかという記事が出ていた。あくまでも妄想と断ってはいるが、地元ではわりと知られた話らしい。
新聞に大きく掲載された月夜の横山池の写真では、ルアーを投げる釣り人の姿が写っていた。かつてはメジャーなバスポンドだったが2000年ごろに工事で100パーセントの水抜きをしている。
堰堤の長い皿池状なので足場はよい。

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パノラマ島綺譚 江戸川乱歩ベストセレクション (6) (角川ホラー文庫)

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パノラマ島綺譚<パノラマ島綺譚> (ビームコミックス)

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