水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

地蔵沼(北海道苫小牧)

じぞうぬま。観音沼。

低湿地の多い北海道では天然の湖沼も多数ある。一部の沼は改造されて、農業用水の貯水池にもなっていたり、明らかに湖スペックをもっていても沼と称するので、北海道では池と沼と湖の識別が難しい。地蔵沼は釣り桟橋も設置され、へらぶな釣り師の間では有名な釣り場だが、本当は「観音沼」という名で、樽前山観音寺が近くにあるのが由来と思われる。苫小牧には他に「弁天沼」もあるが、本土のように弁財天が祀られた池というわけでもない。
釣り桟橋が複数設置されているので気軽に竿を出せるだけでなく、八寸から九寸主体ながら、へらぶなの魚影はかなり濃い。春先から11月まで初心者でも好釣果が期待できる。
アクセス性もよく、駐車場(未舗装)もある。


気がつくと足もとに大量のへらぶな、まぶな、コイが。


<施設・設備>
駐車場、釣り桟橋



マークした場所が駐車場入口