【ぬかびらこ / 糠平ダム / タウシュベツ川橋梁】
タウシュベツ川橋梁でいっきに人気レイクに
毎年1月ごろからダム湖の水位が下がると姿を現すことから、幻の鉄道連続アーチ橋梁として知る人ぞ知る存在だったタウシュベツ川橋梁。現在は国道沿いに便利な展望所もできたが、かつてはダム湖左岸側の未舗装林道を延々と進んでいくしかないハードな場所だった。この林道は現在、ゲート閉鎖されており、管理所の許可を得ると鍵を貸してもらえるシステムになっているが、タウシュベツ川橋梁を目の前に見ることができる。
国道側の展望所の方は、道路沿いに5台ほどの駐車スペースがあり、そこからミズナラの森を抜ける150mほどの遊歩道を歩くだけでタウシュベツ川橋梁に逢えるが、対岸側に遠目に眺めるかっこうである。撮影には望遠レンズがあった方がよい。
橋梁のコンクリートの劣化が激しく、近年は毎年、今年が最後ではないかと心配される。
紅葉が周辺を静かに染めはじめるころ、橋梁は静かに湖面に没する。
釣り場として
アメマス、サクラマスをはじめ、ニジマス、コイ、ウグイ、ブラウントラウト、ハナカジカ、オショロコマにフナまで、北海道の魚図鑑のごとき魚種と魚影を誇る。そのわりには釣り人が少なく、野生動物が跋扈するフィールドなので、恐怖と戦いながらの釣りは必至。釣り好きの度胸が試されるフィールドである。
冬は遊漁料600円のワカサギ釣りの他、ワカサギをエサにしたサクラマス釣り、キノコ氷やアイストイレが名物。アイストイレは日本一寒いトイレを標榜する。
大雪山国立公園内あり、湖畔に温泉、キャンプ場がある。
カヤック可能。
糠平湖の攻略拠点
ぬかびら湖源泉郷の駐車場に資料館、トイレ、駐車場、案内板があるので、初めての糠平湖なら最初にここでじっくり仕切り直しするとよいかと思う。(2021年追記)


Googleマップ
マークした場所はタウシュベツ川橋梁展望所のスペース。




