札幌市街地を見渡す丘にそびえる巨大な塔。
その足元にある池は何を象徴するのだろう。北海道の海岸の光景をきわだせているのは、多数の海跡湖沼の存在である。特に道東から道北にかけてその数は知れない。多くの先住民も、よき漁場であり狩猟の場でもある海跡湖沼のほとりを住処にし、今もその遺跡が残されている。
海を象徴するならぐるりとまわりを囲むはずだが、この池は妙に中途半端。海跡湖沼に生きた先住民への畏敬の意味も込めた池なのかと、勝手な想像をした。
<施設・設備>
駐車場(無料)、トイレ、遊歩道、キャンプ場