【みやがせこ。宮ヶ瀬ダム】
複雑な形状で広大な宮ヶ瀬湖。政令指定都市を含む３町村をまたぐ比較的新しいダム湖で、津久井湖と水を融通しあうことで効率的な利水運用がなされ、関東地方が取水制限に入るような渇水時でも、高い貯水率を維持している。
湖水面および湖畔は一大レクリエーションフィールドとして開発が進められており、親水公園、カヌー場や物産館がある。
クリスマスの季節には高さ30mのモミの木に壮大なイルミネーションが煌めき、大噴水にもライトアップがなされ、多くの人を集める。
地元市長が国交省大臣に釣り解禁を陳情
地元相模原の市長が国土交通省や大臣に対して、宮ヶ瀬ダムでの釣り解禁を求めるという、めずらしい状況となっている。
国交省直轄の国営ダムでは近年、釣りやボートなどのレジャーを広く認める流れがあり、宮ヶ瀬ダムほど観光要素の強いダムの湖面がレジャー開放されていないことがかえって不思議だったが、これは県の条例や漁業権をめぐる慣行（ダム湖に漁業権が設定されていなくても、ダム周辺の河川に漁業権にもとづく放流が行われていることも多く、混獲を避けるため漁業権者が湖面開放を嫌がる？）などが原因と思われる。
スモールマウス、ラージマウスバス、トラウト類、ワカサギの釣果が報告されている。
施設・設備
駐車場（30分以内無料）、物産店、売店、宮ヶ瀬湖カヌー場、バーベキュー場
マークした場所が駐車場入口
