2012〜2013年に、へらぶなの釣れる「金谷堰」なる池を探していて、たどり着いたのがこの池。
池畔の道に立ち塞がるような鳥居といい、なんともいえぬ里池のオーラを漂わせ、心に残る池だった。2020年の再訪では、カーナビに「久我池」と記載されていた。東金の観光案内にも桜の名所としてここ久我池が紹介されていたから、2020年の更新の際に名を「金谷堰」→「久我池」と改めた。となれば金谷堰はどこだろう。
「久我」は人名としては、日本の歴史を牽引してきた「源氏」の総本家を長く務めてきた一族。戦国時代までは最高位の貴人として各地に荘園を有していたので、この池も何らかの関係があるのかもしれない。
春は堤に桜が並び咲く。