水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

西ノ谷池(静岡県相良)

【2013年7月 実釣レポートおよび写真追加】

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市道沿いにある池だが交通量が少なく、丘の上に立つ風車の音が聞こえてきそうな閑静な水辺がひろがる。岸近くの茂刈りされたところをのぞいて、水面は半分ぐらいがヒシモに覆われており、ヒシモのあいだから、ばちばちと弾けるような音がつづき、ときどき静寂を破って大きな水音が響く。

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一投目から元気のいいマブナが飛び出した
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底を切ってタナを上げていき、やっと半ベラ
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さらにマッシュエサに変更してマブの猛攻に耐えること1時間、やっと体高のある魚に会えた
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固定釣り台が多数設置されているが、へらぶなのもじりや泡づけはあまり見られなかった。ときどき水面を割って出るのは鯉のようだ。
バスおよびギルの魚影は確認できなかった。駆除が完了しているようだ。

駐車スペース5〜6台。なお、地元の釣り師に聞いたところでは、道路やカーブスペースへの駐車は、最近、地元から反発を受けつつあるので、全面的な駐車禁止にならぬうちに自粛してほしいとのこと。池の南側にまとまった駐車スペースがあるので、そちらを利用するのがよいだろう。

なお、静岡県内には、浜北にも同名の池があり、やはりへらぶな釣り場としての環境が整備されている。浜北の西ノ谷池は県内でも放流量がトップクラスで、通常、「東海の西ノ谷池」といえばそちらを指す。また、隣接する掛川にも「西大谷貯水池」という似た名前の池があり、こちらも県内有数のへらぶな釣り場である。ここ相良の西ノ谷池は大御所の名前に隠された名スポットといえよう。

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※マークした場所が駐車スペース

へらぶな 釣り台 駐車場 特選