水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

カスベ沼(青森県つがる)

津軽半島西部、車力の海岸に沿っては多くの溜め池が見られ、どの沼にもへらぶなが入っている。
中でもこのカスベ沼は、へらぶなは例会が行われるほどの魚影。
砂地にひろがる湿原の様相ながら、竿が届く範囲に砂利採取で掘られた深場もあるというからおもしろい。釣り台が砂に食い込むような場所でありながら、長竿でのチョウチン釣りも可能ということだ。
5月後半ごろから津軽に遅い春が訪れると小型が入れ食いになる。このあたりの荒涼とした溜め池群の中では、岸辺などふくよかさがあり、好ポイントが点在する。

写真はマークした場所から撮影。