水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

2020-06-26から1日間の記事一覧

鏡ヶ池(茨城県常陸大宮)

伝説にあるように、左の水面の上に松の枝が伸びている。 あまりにも救いがなさすぎる伝説。 春日神社境内にある霊池。 昔、土地の長者が源義家軍を手厚くもてなしたがゆえに、かえってスパイとあやしまれ一族皆殺しという理不尽な結果になる。 しかし長者の…

大島溜(茨城県ひたちなか)

【おおしまだめ。雷池】 市街地にあり、大島公園の池として長い間、釣り場としても愛されてきた。 池は木の生えた堤によって二分され、入釣ポイントが多いこと、足場がよいこと、また小型ながらブラックバスの数釣りができる場として健在であることなどから…

酒門池(茨城県水戸)

やはり「酒」の字が付いているというだけでも何ともいい感じだが、野釣り場としてもローカルメジャーともいえる存在であり、魅力がある。 アプローチ路の農道は一直線ながら狭く、クルマで入り込むと農家の迷惑になりそうで、これまでなかなかアクセスできな…

つくし湖(茨城県桜川)

【つくしこ。南椎尾調整池】 なぜダムではなく調整池なのか 筑波山麓に立地しロックフィルダムが従える農業用水・工業用水・上水道の利水を担う調整池。 調整池という名ではあるが、上水道だけでも30万人の生活用水を担っており、農業・工業の受益地は17もの…

城中緑地調整池(茨城県牛久)

じょうちゅうりょくちちょうせいいけ。 路面からわりとフラットで柵やフェンスもなく、一見、ただの草っ原の空き地にしか見えないが、大雨のときは調整池として機能するようになっている。 よく見ると広場の一角に水の吐き出し口があった。 城中緑地調整池こ…