水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

2019-09-13から1日間の記事一覧

兜沼(北海道豊浦)

【かぶとぬま。兜沼公園】 JR宗谷本線の兜沼駅が近くにある周囲7kmの丸い天然湖。兜の鍬形の形に似ているというのが沼名の由来とされるが、兜というよりカブトガニに見える気がする。流出河川はサロベツ川に合流。 アイヌ名は「ペライサルトー」から開拓時代…

藤沢貯水池(北海道沼田)

藤沢ダム。 堤高17.5mでハイダムスペックを満たす農業用貯水池。 ここではオレンジにペイントされた取水設備の構造をじっくり見ることができた。 北海道の農業用貯水池は冬場に完全水抜きをすることが多いが、それは本来なら重労働であるはずの掻い掘りさえ…

ホロピリ湖(北海道沼田)

【沼田ダム。ホロピリ湖記念公園】 ホロピリ湖という魅惑的な貯水池名のせいか、沼田ダムというダム名が地味に見えてしまう。 日帰り温泉やキャンプ場などレジャー設備が充実した幌新ダムのすぐ上流側にある。 沼田ダムの堰体から上流側にさらに上っていくと…

大枝沢貯水池(北海道沼田)

地図で見たときに、その一本気なマッスグさに心躍らされた池。 谷戸を耕地として開墾し、そのいちばん奥に貯水池を造るという、もっとも効率的な溜め池のスタイルが、まっすぐな谷戸地形のおかげでとても分かりやすい。 ハイダムスペックを満たすかは目視で…

青山ダム(北海道当別)

堤高35mというと、土盛りのアースダムとしてはかなり立派なものだ。諸説あるものの、奈良県の大門池(現在は重力式コンクリートダムに改築)が平安時代に堤高32mのアースダムとして300年間も世界一高いダムとして君臨していたことを思えば、35mのアースダム…