水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

2017-07-21から1日間の記事一覧

水練水馬池(福島県会津若松)

「日本初のプール」のレプリカ池。本家の伝統はスポーツクラブで守られる? この池がある日新館は江戸時代、会津の藩政改革の中で、改革の根っこには教育ありとの気合で建校された藩校。これは今でいえば名門高校みたいなもので、幕府の最高教育機関である昌…

屠胴塚池(福島県泉崎)

阿武隈川流域の白河野池群のひとつ。異様な迫力を感じずにはいられない名に惹かれて立ち寄った。 平行四辺形の皿池で全周にわたってコンクリート護岸が施されている。 二車線道路沿いにあり、アクセス性もよい。 桜のローカルスポットでもある。

大坪堰(千葉県いすみ)

田園の中にV字の両翼を広げたかっこうをした、のどかな野池である。 堰体を頭として左翼側に、けっこう本格的なへらぶなの釣り桟橋が設置されていたので、地元では長く愛されてきた釣り場なのだろう。一方、堰体には立ち入りを規制する看板も立っていた。 堰…

六畝谷堰(千葉県いすみ)

「ろくせたにせき」と読むのだろうか。 「畝」は「うね」という読みと、およそ1アールほどの広さを意味する「せ」という読みがある。 ただ、6アールはこの池の4分の1ほどの面積で合致しない。 アプローチ路は狭いが舗装。駐車スペース1台。

松永記念館の池(神奈川県小田原)

「電力王」と呼ばれた松永安左ヱ門が昭和21年(1946)に構えた邸宅および庭園がのちに寄贈され、松永記念館として市が管理・公開を行っている。 別荘ではなく終の住処というおもむきで、今も南斜面の住宅地の中にひっそりとたたずみ、池のまわりには茶室がし…