水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2016-06-14から1日間の記事一覧

太田池(兵庫県神河)

湖面に赤土をむき出しにした小島がいくつもある。池を取り囲む山はどれも低い。この異様ともいえる湖相は、ここが急峻な傾斜の山の広い頂であるという立地による。五つのロックフィルダムよって、なかば強引に山の上に池を造ったのだ。 揚水式発電施設の大河…

軍荼利ダム(千葉県一宮)

軍荼利大堰。ぐんだりだむ。 日本一名前のかっこいいダムでは? 西から次第に丘陵に迫られ幅を狭めていく九十九里浜は、やがて太東崎の手前で完全に山に呑み込まれ、せり出す岩礁と断崖の海岸へと姿を変える。その山のつらなり、九十八里のあたりに標高73mの…

弁天池(千葉県一宮)

軍荼利山植物群落。 一宮憩いの森周辺の丘陵地帯には、周囲1km級で変化に富んだ湖相をもち、堰体高もダムスペック前後の農業用ため池が高密度で集まっている。 その中で弁天池はもっとも海に近い低い場所にあり、国道から外房線を渡ったすぐ先に、道をはさん…

表の堰(千葉県長生)

主要道沿いにありアクセス性のよい池。 陸奥沢町の野池共通の「あぶない!」看板とともに、「鯉放流セキ 魚を取る事を禁ず」という青い看板が堰堤に立っています。