国分川調節池緑地。
東京ドーム5個分の広さをもつ国分川調節池。国分川と春木川にはさまれた洪水対策施設だが、この敷地を区切るように2本の市道が事実上の堤となり、上池、中池、下池の3池で構成される。
上池と中池は洪水吐が堤に設けられ、連携して国分川の洪水を受け止める。一方、下池は春木川担当。
中池は国分川にも春木川にも越流堤がない。上池からあふれた水を受け入れるのが仕事のようだ。二ヶ所の観察デッキが水ぎわに設けられ、散策広場、球場、グランドが併設されているだけでなく、国分川をはさんで向かいに道の駅もある。多目的広場では犬の立入禁止。
敷地の半分近くは市川市が親水公園として整備開放しているだけでなく、市民と連携して水辺空間のあり方を協働で考え実行している。市川市のオフィシャルサイトにはこうある。
「市民の方々にとって憩えるような水辺空間を創出するべく、地元住民の方々を中心に構成された「国分川調節池を育む会」等のワークショップにより、行政と市民との協働で、公園整備の計画や、管理・運営の方策が検討されてきました。」
マークした場所は道の駅。