しみずだにだむ。
この池に関してはダムマニア界の重鎮・阿部累氏の「位置未確認ダムを探して・・清水谷ダムほか」に素晴らしい記事がある。トンネル手前の側道を入って行くと現れる。ダムといってもコンクリートの飾り気のない堰体、貯水池は庭池のようにこじんまりしている。
訪れたときは大きく減水しており、急深の岸底形状がよく見えた。目を引いたのはインレット側に二基ならんだ祠の屋根のような物体。最初は貯水池の設備か、釣り師の置き道具かと思ったが違うらしい。こんな祠もふだんは水没しているのだろう。
大崎上島に渡るには、本州側の竹原港か、とびしま街道の大崎下島から小さなフェリーで。
大崎上島および、とびしま街道の水辺マップ。水辺遍路謹製。
2017年時点でGoogleマップにはダムとしての記載はないが、マークした場所は正確なダムの位置。航空写真に切り替えると確認できる。