備前の大池公園には大池と小池のかさね池がある。
大池は周長1kmクラスでV字形をした谷池タイプの溜め池構造をもち、両翼のインレット側はフラットに整地され、片や緑地公園、片や海洋センターの艇庫として利用されている。
緑地公園側には八ツ橋が架けられショウブ園に。駐車場から少し歩くが散策路は流入する沢を利用した親水ゾーンに沿い飽きさせない。
もう一方のインレット側の海洋センターでは、イベントで遊泳やカヌー体験も行われている。
堤高は14.8mでダムスペックにはわずかに届かないが、これは防災を含めた管理基準が格段に厳しくなることを嫌って、あえてそうしているのだろう。そんな話を淡路島で聞いた。
石積みの護岸が美しい。
堰体下の小池は釣り池だったが、現在は休園中。大池は釣り禁止。
この記念碑。ぱっと見たときは、緑湖大南？ 映面池方？
読む方向を間違えてました。
中央に四角い半彫りの穴があいた石の円盤を二枚。この意匠の意味が気になりますが、よもやこの石は昔、土盛り堰体を固めるために使う亀の子石？ 愛媛の池で聞いた話を思い出しました。
マークした場所は駐車場。
