農業用溜め池である杉池は、三保高原のスポーツリゾート施設の景観要素としても一役買っており、池畔にはホテルや駐車場、トイレ、観光農園が配されている。
なるほど、高原らしい涼味のある表情の池だ。
堰体下にも駐車スペースはあるがアプローチ路がチェーン施錠されており一般車は利用できない。
新型とおぼしきスピンドル開閉式の斜樋が一本あるが、丸いハンドルがなくギヤボックスのようなものが付いている。どういう構造だろう。
左岸側に洪水吐、改修記念碑には溜め池の栓が15孔あると記されている。
池畔の公衆トイレはなぜかヨーロッパのお城テイスト。鎮座する風車は羽根が取りはずされていて、どことなく間の抜けた感じも味わいがなくもない。
マークした場所は駐車場。