みどり池。
なんとも不思議な名の池である。
池から鳥居が見えることから「見」+「鳥居」=「みとりい」という語源が紹介されているウェブページもあった。
国道沿いの公園一角にある小さな池で、探す気でいないと見落としやすい。
池をのぞきこむと匂ってきそうなほどのアオミドロ。アオミドロが池名の語源じゃないかと思うほどだが、それなら「みどろ池」か。
みどろ池といえば、京都市内にある深泥池(みどろいけ)を思い出さないわけにはいかない。生物学的にも超常現象的にも名前の凄みを裏切らない池である。
また、福島県の裏磐梯にあるみどろ沼も、微生物が織りなす妙によってあやしい緑と赤が混在する不思議な水辺。また漢字こそ違うが、三重県伊賀にも真泥池(みどろいけ)がある。
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案内板。
奈良の水辺めぐりマップ。