神話の国の池で、ちょっと不思議な恋占い。
八重垣神社の境内と隣接した森の中にある小さな池であるが、八百万の神々が集う出雲の国という立地にあり、スサノオノミコトの神話とも縁が深いパワフルなオーラをまとい、「縁結び占いの池」として近年は若い人のあいだでもSNSなどを通じて人気が高い。
もともとはスサノオミコトがヤマタノオロチ退治にのりだす動機となった奇稲田姫(くしなだひめ。「櫛名田比売」「稲田姫」とも)という美女が身を隠していた場所。姫が日々、身だしなみを整えていた池とされ、「姿見の池」との名もある。
大蛇退治の成就後、姫は日本において初めて「結婚」という形式を踏んでスサノオノミコトと結ばれたことから、縁結びの御利益が謳われるようになったようである。
同名の池は全国的に見られるが、近くでは出雲大社の境内にも鏡の池がある。
マークした場所は駐車場(無料)