水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

古代蓮の里の釣り池(埼玉県行田)

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世界の「蓮」を一堂に集めた無料の公園施設「古代蓮の里」の中には、池さんぽが楽しい水辺が豊富。そもそも蓮は池によく生えるものだから池がたくさんあってしかるべし。
なんと釣り池まである。さすがにここだけはハスがない。ハスがびっしりだと釣りにならない。案内板では「釣り堀」と記されているが、広大な公園の調整池としての排水機能が本業。副業の釣り池としても立派な釣りデッキをそなえた池が二つもあって随喜もの。
3月には、さかな釣り大会も開催される。
園内の設備等については「古代蓮の池」の項に記載。

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二つの釣り池は、写真左下側に見えるコンクリート暗渠で通水している。
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釣り大会の案内。


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総合案内マップ。
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古代蓮の里の池は案内板が豊富なことも魅力です。
この釣り池は大雨が降った際に調整池の役割をもつことが案内されていました。調整池は水位が上がりやすいため、通常は立入禁止や釣り禁止になることが多いのですが、水没する可能性のあるデッキまで設けて釣り池として楽しんでもらおうとする気概に打たれました。
ただ、いざというときは公園自体を入場規制できるので、ふつうに野ざらしになっている調整池では応用は難しい側面もあります。

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マークした場所は駐車場。


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「のぼうの城」と古代蓮の水辺めぐりマップ。水色のエリアはかつて忍城を守っていた巨大な沼。現在は宅地や農地として埋め立てられており、本丸まわりの掘と、しのぶ池ぐらいしか痕跡は残っていない。(水辺遍路謹製)