水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

笠山の四十八池(山口県萩)

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水が引いてしまったのか、なんとなく池になるときもあるんだなあ、としか分からない。

火山である笠山の山裾と海岸のあいだに点在する池塘群を総称して「笠山の四十八池」と呼ぶ。
溶岩の起伏に海水が出入りして池となったもの。案内板によれば海水の出入りがさかんな池はアオサなど海藻が生え、陸側で塩分濃度が下がった池ではヨシなど内陸性の植物が生えているようだ。
半島の先端にあたる虎ヶ崎に売店があって、そこから先はクルマでは進めない。
島の裏側を海岸に沿って明神池までつづく笠山自然研究路を歩いていくと、「笠山の四十八池」の案内板が立っているが、それらしいところを木々をくぐってのぞいてみても、どうも水が見あたらない。
これらの池を見るには、まだまだ修行不足?
車路のどんづまりにあるつばきの館から150mほど手前に無料駐車場、ほか、笠岡山頂の駐車場も無料。そのほかは有料駐車場となる。


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案内板はあるのだけれど。


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笠山。


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この池も四十八池に入るのだろうか。


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虎ヶ崎。海に浮かぶ島の形は、みんなちょっと変わっている。いずれも火山活動によってできた溶岩台地。
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売店と園地。


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漁協による釣り案内。というか心得というか。
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「四十八」がつく池名はほかに、長野県志賀高原の四十八池、山形県の月山にある「いろは四十八沼」、埼玉県長瀞の「長瀞岩畳四十八沼」などがあります。
いずれも正確に48湖あるというわけではなく、「数え切れないぐらいたくさん」といった意味でしょうか。


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マークした場所は明神池ほとりの有料駐車場。