水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

寧楽ダム(北海道小平)

【ならだむ。寧楽貯水池、寧楽ため池】
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オトイチセコロ川を堰くアースダム。留萌地方振興局のホームページによると防災ダム事業で改修されたとあったが、斜樋など、農業利水用の設備もあった。
この資料では「寧楽ため池」と記されている。改修記念碑にダムと記されていたが、見た感じではハイダムスペックを満たすには堤高がやや低そうだった。ウグイだろうか、魚の気配がけっこうあった。


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「寧楽ダム」との文字が刻まれているが、北海道の農業用ため池では、堤高15m未満のものでも改修後にダムと呼ぶケースが見られる。


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堰体と斜樋と洪水吐。


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アプローチ路。

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ちょうど田植えの時期とあって、斜樋のゲートは下の方まで開いていますね。北海道の農業用貯水池の斜樋ゲートはごっついかも。取水しているときは、ちょっとこもったような、ごうごうという音が聞こえますが、これは空気抜きの管からでした。


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