ごしょいけ。相坂ダム。
国道が付き従い湖畔に道の駅もある宮川内ダムから、たらいうどん屋さんを目印に林道へと進み300mほど進むと、左手に堰体へと下る10mほどの道がある。最初は気がつかずまっすぐ進んでしまい、狭い道をバックで戻ることになってしまった。
石積みの外観をもつ古風でいかめしい堰体は、土木遺産として今や多くのダムファンのみならず一般観光客も集め、四国におけるダム名所となった豊稔池を思わせる。
そして天皇にちなむ「御所」という湖名。この名からは、岩手県のシンボル的な水辺として君臨する御所湖が浮かぶ。比較してもしかたないが、盛岡の人たちの憩いの場として愛されているかの人造湖とこの池のうら寂しさとのギャップの大きさ。
道の駅がすぐ近くにあると思えば、この寂寥感も悪くないが、宮川内ダムや道の駅ができる前はさぞかし秘境感があったことだろう。
堰体わきに立派な石造りの記念碑が立っているが、建立者は農林水産大臣。
道の駅から香川方面に150mほど国道を北上したところに林道分岐があり、そこからダムまで300〜400m程度なので、道の駅にクルマを停めて徒歩でアプローチした方がのんびりできるだろう。
道の駅から徳島方面に国道を3kmほど下ると、大人気の日帰り温泉もある。
それにしても、たらいうどん、とは?
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マークした場所は道の駅。