水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

江汐湖(山口県山陽小野田)

【えじおこ / 江汐池 / 江汐公園】

奥行きある景観をめぐる充実した水辺散策路

以前は「江汐池」と呼ばれていたが、最近では公園の案内板や地図をはじめ「江汐湖」(えじおこ)として記載されるのが一般的になっているので、2017年の記事更新にあわせて水辺遍路でも後者の名称に変更した。
本来はため池ではあるが、湖と呼びたくなる奥行きのある景観を有している。

三段の重ね池タイプの溜め池がベース

三段のため池の最下段が江汐湖で、中段の瀬戸溜池、上段の六斗溜池と通水し、三つの池とその涵養林がそっくり江汐公園の広大な敷地に網羅されており、三つの池をめぐり歩きするとすぐに1、2時間たってしまう。園内には他に、トンボ池、しょうぶ池も。

江汐池には親水護岸もあるが釣りは禁止。


 

キャンプ場、ホテル、温泉施設、バラ園

全体的に自然公園のおもむきでキャンプ場以外に目立ったレジャー設備はないものの、第一駐車場と第二駐車場の合計で600台以上もの収容力をもち、湖畔にはホテル、温泉施設も擁するほか、バラ園もある。
公園全体を歩くのはけっこう時間と気合がいるだけに、ウォーカーの人たちもどことなく本格的なかっこうの人が多い。


インレット側で色づいた湖面の立ち木は、ファンタジックな雰囲気



 

駐車場と案内板



 

山陽小野田の地酒


 

Googleマップ

マークした場所は第一駐車場。