こうちだむ。
淡路北部きってのメジャー釣り場だったはずが・・。
1万3千ある淡路北部(淡路市エリア)の野池群のなかでも、周囲1kmの貯水池は、へらぶなやブラックバスの野釣り場として昭和時代から知られていた。
アースダムとして淡路島ナンバーワンの堤高こそ大城池に譲るが、24m高の立派なハイダムとして竣工当初より「河内ダム」という名が与えられている。昭和の高度成長期にこのダムができる前に、前身となる溜め池があるのではないかと思ったが、検索レベルではそのような古い池名は出てこなかった。
今回の訪問でちょっと驚いたことに、堰体に淡路島共通タイプの釣り禁止の看板が立っているのを見つけた。新しく設置されたわけでもなさそうな感じだったので、有名釣り場という古い思い込みで見落としていたようだ。
一方、洪水吐サイドに釣り座として設計されたとしか思えないような親水タイプの護岸エリアがあり、へらぶな釣り師が竿を並べ、なんとも気持ちよさそう。
淡路べらと会うべく竿を出そうと意気込んでやって来たものの、看板が気がかりなので今回は様子見にとどめた。
2012年にため池の機能回復のため、大規模な底さらい工事が行われ完全に水が抜かれた。へらぶなはその後、移流されたのだろう。
同名のダムとして九州の佐賀県にも好釣り場として知名度の高い河内ダム(河内防災ダム)がある。
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マークした場所は、へら師御用達の親水護岸近くの駐車スペース。