水辺遍路

実踏・日本の湖沼 6,850湖

寄島アッケシランドの池(仮称)(岡山県浅口)

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ピンクの部分がアッケシソウ。

もとは島だった寄島と本土を干拓地でつないだことによって生まれた奇跡? 島と本土のあいだを干拓する地形は岡山の笠岡近辺ではしばしば見られるが、干拓地の調整池的な役割なのか、それとも環境保全の役割なのか分からないが、干拓地内にはなかなか立派な池と水路があり、ここに本州では他に見ることのできないアッケシソウ群落が広がっている。
干拓地なのだから自生していたといえるのか、そのあたりちょっと不思議な気もするが、あるいはこのあたりは島と砂州でゆるくつながっていた陸だったのかもしれない。
たまたま笠岡の道の駅に投宿していたとき、地元のニュースで寄島干拓地のアッケシソウが出ていた。翌朝、早くに行ってみた。
三ツ石スポーツ公園が隣接しているので、公園駐車場にクルマを停めて歩いてもいいが、公園を通りすぎて海岸までクルマで進むと宮島園地の未舗装駐車場と案内板があり、こちらの方がアッケシソウ群生地には近い。
アッケシソウは北海道ではサンゴソウの名で秋の風物詩として能取湖、サロマ湖をはじめ大群生地も多いが、本州ではここ寄島アッケシランドが唯一とか。そういえばアッケシは北海道の地名で「厚岸(あっけし)」がある。
アッケシソウは汽水の湿地に生育し、ヨーロッパではシーアスパラなどの名で食用にもされる。
群生地からは防波堤に視界を遮られて海は見えないが、寄島園地の堤防では海釣りもできるようである。

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目の前の瀬戸内海の景観。公園名にもなっている三ツ石。


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池と水路。
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アッケシソウ群落に近い駐車場と案内板。


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スポーツ公園の駐車場と案内板。


マークした場所は駐車場。